55ノート3(デュシャン本翻訳)

55-9-2-p49-122

<ラスカー - ライヒヘルム  シカゴトリビューン1901>

P49

<白キングが二次的領域から主要領域に入る方法>

 図122で黒が手番。白キングはヘテロドックス・オポジションを取っている。黒キングは縦列bに戻ることが出来ず(狙いg5に対して、縦列2つ分の差がつくから)、したがって1:c8、2:d7、3:d8という手が残る。
122.jpg

 1:黒キングc8とすると、白キングはすかさずd2と主要領域に入り、ヘテロドックス・オポジションを取って勝利の状況に持っていく。

 2と3:黒キングd7、黒キングd8(どちらのケースも解決は同じである)。

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<いとう註:「2と3」のケースについては次項から分析される>

55-9-2-p49-121

<ラスカー - ライヒヘルム  シカゴトリビューン1901>

P49

<白キングが二次的領域から主要領域に入る方法>
121.jpg

図121。前述の理由通り、白キングは二次的領域にあるd1でヘテロドックス・オポジションを取ることで満足しなかればならない(d1を小文字bであらわす。d1は主要領域内のd3(B)に照応している)。図122へ。

55-9-2-p48-120

<ラスカー - ライヒヘルム  シカゴトリビューン1901>

P48

<白キングが二次的領域から主要領域に入る方法>

 図120。白キングは二次的領域内でヘテロドックス・オポジションを取るので、黒キングはc7へ移動する(白キングがF、E、Gといった主要領域内のマス目に直接入るのを防ぐためである。図121)。
120.jpg

55-9-2-p48-119

<ラスカー - ライヒヘルム  シカゴトリビューン1901>

P48

<白キングが二次的領域から主要領域に入る方法>

 図119では、白キングはb7(C)のヘテロドックス・オポジションにある主要領域内のb3(C)を、一手で占拠することが出来ない。そこで二次的領域のc1(c1を小文字cであらわす。c1は主要領域内のb3(C)に照応している)に動かざるを得ない。
119.jpg

55-9-2-p48-118

<ラスカー - ライヒヘルム  シカゴトリビューン1901>

P48

<白キングが二次的領域から主要領域に入る方法>

 図118。黒キングが手番。白キングは二次的領域でヘテロドックス・オポジションを取っている(主要領域内のb3(D)と照応するb1に、小文字dを付けておこう)。
118.jpg

 黒キングがa8(F)、b8(E)に入ってしまえば、白キングはそれぞれb2(F)、c2(E)と主要領域内に直接侵入するので、黒はそこを避けてb7へ動いたとしよう(図119)。
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