<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p82

<黒キングの二次的領域>

 図215。
 h8、h7、h6、h5に対する白陣営のヘテロドックス・オポジションのマス目は、チェス盤の外に想像的に位置するc1'、d1'、e1'、f1'である。

 実際、二次的領域(h8-h5)にある黒キングがb6に侵入するなら、主要領域を突破せねばならず、もしg3へと侵入しようとのみした場合は、白キングはg2に移動出来る位置にいるだけでそれを阻止することが出来る。

 したがって、白キングの問題は以下である。
 常にg2に移動出来る位置を保ちながら、黒キングが主要領域のどのマスかに入ったときのために、K、I、G、Dのどれかを占拠しようとすること。
215.jpg