<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p80

<主要領域内でのヘテロドックス・オポジションの法則>

 図210。
 最初のビアンケッティのエンディング問題では縦列1つ分の移動で重ね合わせが出来た。我々が同じようにして結論づけることが出来るのは、このエンディングを支配しているヘテロドックス・オポジションが<隣接する>対角線上に配置されるべく(最初のビアンケッティのポジションでは、縦列1つ分移動した)、3マス分の単位の距離を動くことである。

 実際、図210でわかるように、白キングをc4から動かさずにd8にある黒キングのヘテロドックス・オポジションとするには、まずc4を縦列3つ分だけA'のマス目と<代置>し、c8-h3の折れ線で重ね合わせられるようにするのだ。
 
210.jpg

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<いとう註:ここ、少し意訳あり。
 しかし「白キングをc4から動かさずに」はそのままである。
 実際、<代置>するのだから動かすことになるように見えるのだが、機械的に陣地そのものを代置することを指しており、駒を動かすことにはならないのでそう書かれている>