<勝ちのバリエーションについての注記>

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 再掲図71(=図75、80)。
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 黒キングは狙いのマス目A(f6)を占拠している。
 図71、75では黒番であり、白勝ち。
 同じ図80では白番だが、これも白勝ち。
 これとシンメトリカルな関係が、もう一つの狙いのスクエアB(g5)でも見られる。
  白キングがc3(E)に、黒キングがg5(B)に。
  手番がどちらでも白勝ち。

 より踏み込んで言えば、興味深いことに、白キングが主要領域内で占拠しているマス目のシスター・スクエアに、黒キングが1手でたどりつけないときは、“手番に関係なく”白勝ちなのである。例外としてドローになる場合がある。それは、白キングがb縦列上にいるときで、黒キングが白キングがいるマス目に対し、“横列6”で二次的ヘテロドックス・オポジションを取っているとき、もしくは、黒番であり、そうした“横列6”に行くことができるときである。

 具体的には、白キングがb2(K)に、黒キングがh6(D)にいる場合。
       白キングがb3(J)に、黒キングがg6(C)にいる場合。
       白キングがb4(I)に、黒キングがf6(A)にいる場合。
       白キングがb1(j)に、黒キングがg6(C)にいる場合。
 いずれも手番に関係なく、ドローである。