<オポジション>あるいはオーソドックス・オポジション

 第4の、最後のカテゴリー
26.jpg
 
 縦列上のクリティカル・スクエアで、“ザックマン・フォーメーション”という。
 図26は、これまでのように同じ縦列上の、隣り合った3つのマス目から成るカテゴリーの最後の一例である。
 クリティカル・スクエアは+で示されている。d4はクリティカル・スクエアとは見なせない。というのは、e4とe3に黒ポーンの利きがあるため、d4ポーンへの正面からの攻撃ができないからである。

 図17のFr. Dedrle 作と同じ戦略を使い、勝利する。

1 Kg7!(クリティカル・スクエアd7への直接攻撃)
1 ...   Kc5
2 Kf7! Kb5
3 Ke7! Kc6(強制)
4 Ke6 (プリンシパル・ライン上でオポジションを取った)
4 ...   Kc5
5 Kd7 白勝ち。


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<いとう註:クリティカル・スクエアさえわかっていれば、そこをひたすら狙う。3手目の黒Kc6は、d5ポーンを守るために仕方のない強制手。そこに白は「Ke6、プリンシパル・ライン上でのオポジション」。圧倒的な強さである>

<いとう註:図の上に「V.Halberstadt」、下に「白番で勝利」>