<オポジション>あるいはオーソドックス・オポジション

P10

 最後に、M. Grierが1901年に「アメリカン・チェス・ワールド」に発表した、よく似たポジションを見てみよう(図18)。ただし、作者による解答は誤っている。

1 Kf1! Ke7
2 Ke1? Ke8
3 Ke2 ここでKd8?ではなく、Ke7とされるとドロー。

 正しい解決法は2 Kg2であり、以下は前に引いた(図17)Dedrle 作と同様である。

18.jpg

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<いとう註:図17の補足のようなものである。図17でg縦列を駆け上がるべきだった白キングが、M. Grierによるとe縦列(2 Ke1? )に入ってきてしまう。黒キングをe縦列に居続けさせてはならないというのが、デュシャンらの見解であった>


<いとう註:図18の上には「Grier Amarican Chess World,1901」とあり、下には「白番で勝ち」とある>