2005年07月

55-9-2-P76-197

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p76

<黒キングの2つの狙い>

 図197。
 最初の狙い、b6。

 黒キングがb6にたどりつくには、c7を通らなければならない。そして、白キングが黒キングのb6への侵入(c7からの)を防ぐには、a5かb5にいなければならない。
197.jpg

55-9-2-P75-196

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p75

<黒キングの2つの狙い>

 図196。
 最初の狙いは、黒キングが手番でもそうでなくてもb6から動いてa6ポーンを取ることである。

 二番目の狙いは、黒キングが手番でもそうでなくてもg3から動いてf3ポーンを取ることである。
 
196.jpg

55-9-2-P75-195

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p75

 図195。
 初めに盤面を2つの陣営に分割する。

 1:垂直線を引いたのが白の陣営。
 2:水平線を引いたのが黒の陣営。

 このエンディングではまず、白キングが相手陣営に入るにはh3を経るしかなく、一方の黒キングが相手陣営に入るには1:c7からb6、2:h4からh3かg3を経るということを見てとらねばならない。

 この場合は以前のエンディングと違って、白キングは黒陣営に入って勝利することを求めることは出来ず、逆に黒キングの侵入を防ぐことだけを考えるべきである。
195.jpg

55-9-2-P75-194

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p75

 図194。
 白は手番でドロー。
194.jpg

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<いとう註:今度は今までと同著ながら、65ページの盤面についてがテーマとなる> 

55-9-2-P74-193

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p55)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p74

<引き分けのバリエーション>

 図193。
 もしこの最初の形から、黒に手番を与えれば、以下で引き分けになる。
 1:黒キングg8!(c3からa1の対角線上の、二次的ヘテロドックス・オポジション)

 こうした引き分けのバリエーションを見てみると、黒キングは対角線上、あるいは縦列上のオーソドックスな二次的ヘテロドックス・オポジションを取る限り、白キングより有利だとわかる。この有利さは黒キングが引き分けのみを狙うのに対し、白キングが勝たねばならないことに起因している。
 
 
193.jpg
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