2005年07月

55-9-2-P77-202

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p77

 図202。極b6をめぐる両キングの決定的な位置。

 白キング手番なら、黒の勝ち。
 黒キング手番なら、引き分け。
202.jpg

55-9-2-P77-201

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p77

 上記のことからわかるのは、第一の狙い(b6)を考慮すれば黒キングがc7にいる時、白キングはa5にいてはならない。

 図201。
 黒が手番。白キングはg2への移動に間に合わない。
201.jpg

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<いとう註:点のマス目までは白キングが5手で黒キングは6手だが、黒が手番なので先にh3に入ってしまう。白キングはそうなればg2には入れず、大事な極であるg3を失う>

55-9-2-P77-200

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p77

 図200。
<極g3をめぐる両キングの決定的な位置>
 
 どちらが手番でも、この盤面は引き分けになる。黒キングはg3に入れず、白キングもまた黒陣営に侵入出来ない。
 
200.jpg

55-9-2-P76-199

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p75

<黒キングの2つの狙い>

 図198。
 両キングの位置について考えてみよう。

 どちらが手番でも、黒キングがh3にたどりつくのに4手。白キングは4手でf2にたどりつくことしか出来ず、黒キングはg3を取り、f3ポーンを獲得する。

 ゆえに白キングは、黒キングがh3にたどりつくより常に1手少なくg2に行けるようにしておかねばならない。
 
199.jpg

55-9-2-P76-198

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p65)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p76

<黒キングの2つの狙い>

 図198。
 第二の狙い、g3。

 ラスカー・ライヒヘルムのポジションと同じく、黒キングがg3を得るのはそのマス目への白キングとの競争において有利である場合である。
 
 図198では黒が手番。黒キングh3とすれば、g3とf3ポーンを獲得出来る(アベ・デュランの限られたマス目理論によって)。

 黒キングがg3を取るのに有利であるかどうかは、g2への白キングの最短距離と、h3への黒キングの最短距離によってはかられる。
198.jpg
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