2005年05月

55-9-2-p57-144

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p55)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p57

<シスタースクエア方式によって決定された両キングの主要領域>

 図144。
 c4はf8というシスタースクエアを持つ。どちらのマス目も、それぞれの陣地でX、A、Cに触れている。
144.jpg

55-9-2-p56-143

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p55)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p56

<シスタースクエア方式によって決定された両キングの主要領域>

 図143。
 2つの陣営にある最短ルート内で照応し合うマス目を、同じ文字で示した。

 この最初の<シスタースクエア>によって、他のそれを決定していこう。

 d3はg7というシスタースクエアを持つ。これら2つのマス目はそれぞれの陣営の中で、AとBに隣接しているからである(図143)。
143.jpg

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<いとう註:d3には「C」としるしてあり、g7にも(特に黒キングが重なって見えにくいが)「C」の文字がある>

55-9-2-p56-142

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p55)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p56

<2つの狙いの最短ルート>

 図142。
 別の言い方をするなら、もし白キングがc5を占拠し、黒がd7と受ければ、手番の白キングは最短ルート上でf4に至って黒g4ポーンを獲得する。黒キングはこのポーンをh5と指すことで防御出来ないのである。
142.jpg

55-9-2-p56-141

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p55)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p56

<2つの狙いの最短ルート>

 そして、白キングの最短ルート上にある端のマス目、c5に至る。

 白キングはd4からd6へと侵入するために、c5に進むだろう。そのとき、f7にいた黒キングは白キングを止めるためe7とする。
<これは、極d6における両キングの決定的な位置である>

 図141を見れば、d7は黒の最短ルート上でh5から遠ざかり過ぎているのがわかる。
141.jpg

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<いとう註:「55-9-2-p54-136」で予告された「d7では不十分」の意味がここでわかる。白キングがc6を狙うようでいながら急に右に進路を振り、g5へと進んだとき、d7では間に合わない>

55-9-2-p55-140

<R.ビアンケッティ 1925
    Contributo alla teoria dei finali di soli pedoni(p55)
    『ポーンエンディング学説への寄与』>

p55

<2つの狙いの最短ルート>

 図140。
 もし白キングがd4にいれば、黒キングはf7と指し、白キングがc5に侵入するのに抵抗せねばならない。
140.jpg
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