チェス盤の見かた


chess_boad.jpg



 以上で、駒の動きを追ってみてください

55-9-2-p6-8

<オポジション>あるいはオーソドックス・オポジション

P6

図8。
 黒番、以下たとえば
 1 ......   Kc4
 2 Kg6! Kd4
 3 Kf6! Kc4
 4 Ke6  Kc5
 5 Ke5 以下、黒の次の着手次第で、白キングはd4もしくはd6を占拠する。

 さて、同様の図で考えてみよう。(つまり同様とは、マス目が攻撃の対象であるが)白キングがh7、黒キングが……b5とする。

08.jpg


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<いとう註:「!」が付いているのは基本的に妙手。この例では白キングのKg6、Kf6が注目すべき動きをしていることになる。実際、盤面で動かしてみると、白キングはこの2手において「バーチャル・オポジション」をとり続けていることがわかる。つまり、黒キングと同色のマス目へと動いているのである。
 3手目の黒キングはKe4と攻撃せず、Kc4と元の位置に逃れてオポジション(異なる色の)を取ろうとするが、白キングはさらにKe6と攻めたて、同色(白マス)の構造を維持する。対して黒キングはKc5と黒マスに入るのだが、白キングはさらにKe5と対峙して(またも同色のマス目)、+字を打ったマス目の群れを支配するに至る。
 これが図7で言われた「攻撃の際にのみ、有効」ということだろう。
 チェス的な問題はやはり、3手目の黒キングKc4。なぜe4として通常のオポジションを取りにいかなかったか、だろう。おそらくここに+字の意味がある。d4d5d6を守るためにこそ、黒キングはいったん下がらざるを得ない。e4に黒が入ると、白キングはe6として、より早く+字のマス目を支配することになる。
 図で示された局面はキングのみが置かれているのだが、本当はどこかにポーンが存在しているのであって、+字はそのポーンの位置に関係しているのかもしれない。
 では、「A-B」の横線は何をあらわすのか>
 

55-9-2-P6-7

<オポジション>あるいはオーソドックス・オポジション

P6


 図7はディスタントである。

 動きによって、両キングはヴァーチャル・オポジションに入るが、このとき“長方形の、対角に向き合った4隅のマス目が同色”となる。

 ヴァーチャル・オポジションは攻撃の際にのみ、有効である。ヴァーチャル・オポジションにより、攻撃側のキングは“縦列あるいは横列上のオポジションに変化できる”が、これには幾つか条件がある。
 その条件を定義していこう。

07.jpg


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<いとう註:色の問題が「ヴァーチャル」か「リアル」かを分けるのである。先の註からすれば、光か闇かが、事の分かれ目になるわけだ>
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